アイウォレットとオンラインカジノで使える他の決済手数料を比較
アイウォレットは世界中のオンラインカジノに対応した国際的な電子決済サービスです。
電子マネーと同じようにアイウォレットのサービス口座に現金チャージを行うことで使用できますが、電子マネーとは違い再び現金に戻して出金することも可能です。
このアイウォレットを仲介することで海外とも簡単に現金取引ができるようになることから、特に勝利金を引き出す必要があるオンラインカジノでは重宝されています。
ただしアイウォレットを使うには様々な場面で手数料を支払うことになるため、利用前にはどんな時に手数料が発生するのかをよく確認しておきましょう。
ここからはそんなアイウォレットの手数料について、他の決済方法との比較も含めて詳しく説明していきます。
アイウォレットの基本的な手数料
アイウォレットでは幾度かのメンテナンスや規約の変更により、当初のものと比べて現在利用可能なサービスが限定されています。
たとえばクレジットカードによる入金やプリペイドカードを用いてのATM出金は日本国内では現在利用できなくなっているため、これらの手数料については今から調べる必要はありません。
もしサービスが再開された場合には改めて手数料も設定されるはずですので、その都度調べ直すようにしましょう。
現在アイウォレットで手数料が発生する主なタイミングは、
・JAPAN送金バウチャー
・暗号コインソリューション
・収納代行サービス（日本）
・国際銀行振込
・銀行振込の取り消し
・休眠口座維持
・口座閉鎖
この7種類のサービスを利用した場合となります。
JAPAN送金バウチャーは標準的な入金手段となる銀行口座振込の方法で、手数料は入金額の5％です。
暗号コインソリューションはビットコインなどの仮想通貨を利用した入金のことで、現在の手数料は2.8％です。
収納代行サービス（日本）と国際銀行送金はアイウォレットの標準的な出金方法で、手数料は出金額の0.5%または最低金額35ドルとなります。
銀行振込の取り消しは出入金でミスをした際のキャンセル手数料となります。
取り消し手数料は固定で50ドルとかなり高額に設定されているため特に注意しましょう。
そしてアイウォレットでは180日間に渡って口座に取引実態がなかった場合は休眠口座であると判定され、休眠口座維持費として年間20ドルの手数料が発生します。
使っていない口座を解約するには口座閉鎖手数料の5ドルを支払うことで口座閉鎖と解約を行うことができます。
休眠口座維持費が年間20ドルであることを考えると、180日以上使用していない口座は5ドルを支払って閉鎖してしまった方がお得です。
アイウォレットとエコペイズとの手数料比較
アイウォレットの最大のライバルと言えるのが電子決済サービス大手の一つであるエコペイズです。
アイウォレットはエコペイズと比較すると手数料が高いとされていますが、これには少し理由があります。
アイウォレットの会員ランクはスタンダードとエグゼクティブの2段階であり、出入金制限を避けるため利用者のほとんどはエグゼクティブ会員となっています。
対してエコペイズは会員ランクがクラシックからVIPまで5段階存在します。
この会員ランクによって各種手数料が変動するため、アイウォレットとエコペイズの手数料を単純比較することはできません。
もっとも基本的な手数料として銀行振込での入金手数料がありますが、これに関しては数字だけ比較するとどちらも「5％」となっています。
一方で出金手数料を比較すると、アイウォレットが最低金額を35ドルと設定しているのに対してエコペイズは約10ドルからの出金が可能です。
休眠口座維持費はエコペイズでは月額換算となり、月額1.75ドルが徴収されます。
このように見比べるとやはり大きく異なるのは出金手数料の最低金額35ドルであり、それ以外はアイウォレットとエコペイズには一長一短があると言えるでしょう。
アイウォレットで出入金する際の手数料での注意点
アイウォレットで出入金を行う際には手数料についていくつかの注意点を意識しておきましょう。
特に間違えやすいのが出金手数料の取り扱いについてです。
最低でも35ドルが必要になることは繰り返し述べていますが、この最低金額は引き出す金額を指定したあとに残高から差し引かれる形になっています。
つまり引き出す金額を指定する時点で残高を35ドル以下にしてしまうと取引エラーとなり出金ができません。
また入金の際にもアイウォレットに支払う手数料5％だけでなく、銀行側にも手数料が発生する点を忘れないようにしましょう。
まとめ
アイウォレットは便利な電子決済サービスですが、ライバルのエコペイズなどと比較すると手数料の面で不利になるケースがいくつかあります。
しかしアイウォレットの手数料が持つ特性を正しく理解しておけば極端に損を感じることはなくなるでしょう。
また今後はアイウォレットをメインの決済手段として優遇するオンラインカジノが増えてくることも予想されるため、今のうちにアイウォレットの手数料について学んでおくことをおすすめします。”